姫神伝説



  あらすじ

 

美月の住む柳島村は特異な『力』を持つものが独自の社会を形成し、厳しい掟があった。

村人が外に行ける数少ない機会である祭りで、美月は鬼が娘をさらうのを目撃し、村の期待を一身に鬼退治に向う。美月には心に念じただけで一瞬に他の所に行ける事や、手をかけずに物体を操るという大きな力があった。

鬼の棲みかで娘たちを戻す為、身代わりとなって鬼と同居し倒す手段を考えるが、どんどん鬼の思惑にはまり翻弄され、逆に愛するようになってしまう。鬼はそんな美月に戦の地に行くことを誘う。美月はそこで人間が本来持つ、醜く残酷で傲慢な本質を知り、自分が今まで思っていた悪への考え方を塗りかえ、さらに生きている意味まで考えるようになるが、とうとう疲労により倒れてしまう。

その時思いがけず鬼の思いやりに触れ、美月にとっては夢のような愛のふれあいがあるが、鬼は美月を避け別離となる。美月は体の変調を知り村にもどるが、そこには過酷な試練がまっていた。

本文 (壱)

本文 (弐)

本文 (参)

本文 (四)

本文 (最終回)
 

 

 

イラスト 廣瀬希恵